小さい島国だ、冷静になろうよ

今日は出勤できず、仕方なしに買い物に出た。スーパー、ドラッグストアの喧騒。ガソリンスタンドの行列を見てちょっといやーな感じがした。我々の生活圏でそんなに買い漁らなくてもいいだろうと。

山形新庄の一人暮らしの友人と妻が連絡をとった。地震の初日から停電で、一晩は暖房もなく過ごしたそうだ。山形は今年雪が多いらしく一階は雪に埋まってるような状態らしい。暖房がないのは生命に関わるかもしれない。そんな折、屋外の暖房用の灯油タンクから灯油を盗んでいく輩がいるらしい。友人曰く、モラルが崩壊してる、そうだ。
悲しくなった。
ガソリンがないとか食料がなくなるかもしれないとか、気持ちはわかるが、さして被害を受けていない地域で買い占めに走る事でほんとに必要な所にモノが届かなくなるかも知れない、という想像力を持たなくちゃと思う。普段はモノもエネルギーも溢れているように見えるけど、ほんとは貧しい国なのか?
山形の友人は小学校教諭である。子供達は泣いている、と言う。地震の映像、真っ暗な夜、灯油泥棒。
震災の被害は報道されていない場所にも深刻な被害をもたらしてる。大人も普段の情緒を保つのが難しくなりそうかも知れない、けど、だけど、あらゆるものをシェアして頑張るしかないやん。小さい島国なんだから。