読書の秋

鴨川ホルモー

鴨川ホルモー

プリンセス・トヨトミ

プリンセス・トヨトミ

ホルモー六景 (角川文庫)

ホルモー六景 (角川文庫)

一気に万城目作品を読んでしまった。興味を失ってしまうと途中で本をうっちゃってしまうことが多々あるんだけど、万城目作品はどれも一気に読んでしまった。電子版でね。舞台がどれも大阪、京都なもんで元関西人の私としては懐かしいやら嬉しいやら。ただ、からほり商店街ってのは知らなかったけど。
映画よりやっぱり原作がいい。
ー追記ー
映画プリトヨには幼なじみの友人がエキストラで出演していて、その他大勢的な中でもけっこうそれとわかるような使われ方をしていて、そっちでも笑わせてもらいました。この話の底流に流れる関西人が持つ東京に対するそこはかとない敵愾心がわかるだろうか?うちの息子や娘にはわからないらしい(^^)。まぁ、あり得ない話で、そんなアホななんだけども、台湾人観光客のくだりは爆笑もので読まされた。

かたや、ホルモーは京都を舞台とした学生の雰囲気がなんかいい。京都には今でも、もののけがほんとにいるのだろうと、やや信じている私としては、ぜひオニ達を使役したいと…
続編 というかそのスピンオフになる「ホルモー六景」は本編とこの六話が相互に関連してて、そこにつなげるかい、と楽しませてくれます。関東でもホルモーが行われていたとは… 映画ではオニ語とそれに付随する振り付けがフィーチャー?されてましたが、我が家ではブームになってます、遅ればせながら。